こんにちは!!二日市にある杏鍼灸整骨院の陣内です!
今回の記事はサッカー、ラグビーなどのボールを蹴るようなスポーツに多い大腿四頭筋(ふとももの前側です)の肉離れについてです。
大腿四頭筋はハムストリングに対比して、大腿四頭筋はブレーキ筋、ハムストリングスはアクセル筋といわれることもあるのですが、ダッシュして急にストップする場合やボールを蹴るなどの動作で肉離れを起こすこともあります。
症状
症状としては、歩いての痛みや伸ばした時に痛む、ストレッチ痛などがあります。それに特徴的なのは階段を降りた時や、下り坂を下っている時に急に「ガクッ」と力が抜けるような膝抜け現象が起こります。
分類
ハムストリングの肉離れと同様に肉離れは3つの度合いによって分類されます。
1度・・・・・・微細損傷(歩けるが痛みが出る程度)
2度・・・・・・筋の部分断裂(歩くのが困難になる)
3度・・・・・・筋の完全断裂(歩くのが不可能になる)
処置
受傷直後に大切になるのはRICE療法になります。
R・・・・安静
I・・・・アイシング
C・・・・圧迫
E・・・・挙上
しっかりとした応急手当てをすることによって、損傷後の二次損傷を防ぎ回復までの期間を短くします。
それと大腿四頭筋の肉離れで気を付けないといけないのが、大腿四頭筋は働きが膝関節を伸ばすということが大きな仕事です。
筋肉の働きは働けば筋肉が縮むという基本原則があります。
逆の言い方をすれば大腿四頭筋は膝が伸びれば大腿四頭筋は縮んでいるということになります。
人間は立っていたり寝ていたりと膝が伸びている状態で生活をすることが多いです。
つまり膝が伸び筋肉が縮んだ状態で肉離れは回復をしていきます。
そのため治っていく時、大腿四頭筋は縮んだ状態で回復をしてるため柔軟性が低くなったままで回復をしてしまうことが少なくありません。
そこで大腿四頭筋の肉離れで大切なのは回復期に向かってから痛みのない範囲でのストレッチが非常に大切になってきます。
当院での施術
受傷直後や回復期などにより行う施術は変わっていきますが、超音波、オイルトリートメント、鍼灸治療、ストレッチ、ハイボルト、トリガーポイント療法、筋膜リリースなど症状によってオーダーメイドで施術していきます。
写真ではトリガーポイントに鍼を打っていってます。
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